活動状況

AIネットワーク法・政策研究会
過去の研究会

2022年度 第1回 AIネットワーク法・政策研究会

日 時: 2023年3月21日(火・祝) 13:00-16:30
場 所: 京都大学医学部創立百周年記念施設芝蘭会館稲盛ホール
      (京都市左京区吉田牛ノ宮町11-1)(オンラインとのハイブリッド開催)

国際シンポジウム
「オンライン・AI リテラシーの展望と課題―嗜癖・当事者のメンタルヘルス・技術の発展・ELSIの観点から―」

プログラム:
(総合司会)
 福田雅樹 
  大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門長・教授(兼)大学院法学研究科教授
  理化学研究所革新知能統合研究センター分散型ビッグデータチーム客員主管研究員
  東京大学大学院情報学環客員教授
13:00-13:10 開会の辞・ビデオメッセージ
(開会の辞)
 藤原広臨 
  京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学)講師
  理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員
  大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門招へい教員
(ビデオメッセージ)
 村井俊哉
  京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学)教授
13:10-13:50 基調講演1「Is addiction a new mode of being in our digitalized societies?」
 Ornella Corazza
  ハートフォードシャー大(英)・トレント大学(伊)依存症学教授
  President of the International Society for the Study of Emerging Drugs (ISSED)
13:50-14:30 基調講演2「パーソナルAI と行動変容」
 橋田浩一
  国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター社会における人工知能研究グループ分散型ビッグデータチームリーダー
14:40-15:10 報告1「メタバースへの依存についてのELSIの観点」
 赤坂亮太
  大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門准教授
15:10-15:40 報告2「ライフスタイルとメンタルヘルス、オンライン使用に焦点を当てて」
 藤原広臨 (再掲)
15:50-16:20 全体討論
(モデレータ)
 鈴木晶子
  京都大学学際融合研究教育推進センター特任教授
  理化学研究所革新知能統合研究センター客員主管研究員
16:20-16:30 閉会の辞
 鈴木晶子 (再掲)
                                  * 敬称略
主催:
 京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学)
共催:
 理化学研究所革新知能統合研究センター分散型ビッグデータチーム
 大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門
 情報通信学会AIネットワーク法・政策研究会

参加費: 無料

使用言語: 日本語及び英語(同時通訳あり)

 

2021年度 第1回 AIネットワーク法・政策研究会

日 時: 2022年3月30日(水)13:00-17:00
場 所: オンライン

シンポジウム「メタバースの世界観と倫理的・法的・社会的課題」

プログラム:
13:00-13:10 開会の辞・問題提起
 福田 雅樹 
  理化学研究所革新知能統合研究センター人工知能倫理・社会チーム客員主管研究員
  大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門長・教授(兼)大学院法学研究科教授
  東京大学大学院情報学環客員教授
13:10‐13:50 基調講演「Beyond 5G時代に向けたメタバースに関するKDDIの取り組み」(仮題)
 小西 聡
  株式会社KDDI総合研究所 取締役執行役員副所長 先端技術研究所長
  (兼)KDDI株式会社 技術統括本部 技術戦略本部 副本部長
13:50‐14:20 講演
 「メタバースのオープン・ガバナンス:参加者の創造性が発揮されやすい制度とその課題」(仮題)
 渡辺 智暁
  国際大学グローバル・コミュニケーション・センター教授・研究部長・主幹研究員
14:20‐14:50 講演
 「メタバースの何が法的問題か(あるいは問題でないか)」(仮題)
 赤坂 亮太
  大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門准教授
14:50-15:05 コーヒーブレイク
15:05-16:45 全体討論(パネルディスカッション)
 (モデレータ)
 鈴木 晶子
  理化学研究所革新知能統合研究センター人工知能倫理・社会チームリーダー
  京都大学大学院教育学研究科教授
 (パネリスト)
  小西 聡  (前掲)
  渡辺 智暁 (前掲)
  赤坂 亮太 (前掲)
 (コメンテータ)
 倉田 哲郎  
  大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門招へい教授
  前箕面市長
 成原 慧
  九州大学法学研究院准教授
 藤原 広臨
  理化学研究所革新知能統合研究センター人工知能倫理・社会チーム客員研究員
  京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学)講師
  大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門招へい教員
16:45-17:00 全体総括・閉会の辞
 鈴木 晶子 (前掲)

主 催: 
理化学研究所革新知能統合研究センター人工知能倫理・社会チーム
大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門
情報通信学会AIネットワーク法・政策研究会

 

2020年度 第1回 AIネットワーク法・政策研究会

日 時: 2021年3月19日(金)14:00~16:00 16:30~18:30
             ※開催時間が16時30分からに変更なりました。(2021/1/13更新)
場 所: オンライン(Zoomにより開催)

テーマ: 「人工知能研究を形作ったものは何か?――歴史的観点から考える 」
報告者: 杉本舞(関西大学社会学部社会システムデザイン専攻准教授)
討論者: 成原慧(九州大学法学研究院准教授)
司会者: 福田雅樹(大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門長・教授 (兼)大学院法学研究科教授)
概 要:
 「人工知能」という言葉の多義性は、人工知能について論じる上でしばしば問題となる。人工知能関連技術に対する認識の乖離は、どのようにして生まれたのか? 本報告ではその歴史的経緯を整理したい。
 人工知能という研究分野は1950年代半ばに成立したといわれることが多い。本報告では研究の源流を1930年代までさかのぼり、デジタルコンピュータの登場と並行して、のちの人工知能分野に繋がる研究がどのように登場したかということも含め、理論史・技術思想史の観点から分析する。また、第二次世界大戦後の技術政策にも目配りし、2010年代が3回目だといわれる「AIブーム」に共通の要因などについても考察
したい。
主 催: 情報通信学会AIネットワーク法・政策研究会
共 催: 大阪大学社会技術共創研究センター総合研究部門

参加費: 無料

申込方法:件名を「2020年度AIネットワーク法・政策研究会参加申込」とし、氏名、所属・役職及び電子メールアドレスを明記の上、次に掲げる申込先メールアドレス宛までお申込みください。お申込みいただいた方には、視聴用のURL等詳細を開催前日までにメールでおしらせいたします。

2019年度 第1回 AIネットワーク法・政策研究会のお知らせ

日 時 : 

2020年2月10日(月)15:00~17:00

場 所 : 

大阪大学法経研究棟4階大会議室
(大阪府豊中市待兼山町1番6号)

       地図: http://www.law.osaka-u.ac.jp/graduate/access.html

テーマ: 「暗号の法の憲法的基礎(仮)」

報告者: 片桐直人(大阪大学大学院高等司法研究科准教授)

討論者: 成原慧(九州大学法学研究院准教授)

概 要: 近年、ブロックチェーンやスマートコントラクトを研究する法学者の間でlex cryptographia=暗号の法という分析視角が提唱されている。ブロックチェーンやスマートコントラクトは、AIネットワーク上で実装されうると思われるところであり、このような分析視角がAIネットワークの法学的な分析にも資するかもしれない。そこで、このような可能性も含めて、この分析視角がどのようなものであり、その応用可能性はどのように評価されるべきものなのかを検討したい。

 

主 催: 情報通信学会AIネットワーク法・政策研究会
共 催: 大阪大学大学院法学研究科附属法政実務連携センター

 

 

2018年度 第2回 AIネットワーク法・政策研究会のお知らせ

日 時 : 

2019年3月19日(火)16:00~18:00

場 所 : 

九州大学伊都キャンパス イースト1号館2階B203

       地図: https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/ito/

テーマ: 「独禁法(競争法)からみたAI・ビッグデータ」

報告者: 平山賢太郎(九州大学、弁護士(平山法律事務所))

コメンテータ: 福田雅樹(大阪大学)


概要: インターネットやIoTを通じて収集されたビッグデータとAIを企業が活用することによって競争に大きな影響がもたらされるのではないか、という認識が独禁法専門家の間で広がっており、規制のあり方について議論がはじまっている。 そこで、今回の研究会では、伝統的な競争とAIによる競争とを比較しつつ、「AIとカルテル」や「AIと企業間取引」など独禁法分野において行われている議論に加え、独禁法の観点から想定し得るその他の論点を紹介し、これら議論の妥当性について検討したい。

 

2018年度 第1回 AIネットワーク法・政策研究会のお知らせ

日 時 : 

2018年11月6日(火)17:00~19:00

場 所 : 

九州大学伊都キャンパス イースト2号館4階 第1教員コモンルーム

       地図: https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/ito/

テーマ 「行政におけるAIの利用に関する法的課題」

 報告者 松尾剛行(弁護士、桃尾・松尾・難波法律事務所)


概要:AIの発展及びAIネットワーク化の進展に伴って、行政分野においてもAIの利活用への期待が拡がっている。 今回の研究会では、都市行政へのAIの活用を念頭に、行政におけるAIの活用について、AIが投げかける課題、 とりわけ法的責任論を取り上げ、行政におけるAIの導入時及び導入後の活用時における留意点についての示唆について検討する。

2017年度 第2回AIネットワーク法・政策研究会

テーマ 「AIネットワーク化をめぐる法と政策の動向」

報告1 AIネットワーク化をめぐる法と政策に関する問題の所在及び議論の鳥瞰
 報告者 福田雅樹(大阪大学)

報告2 AIに関し検討が進んでいないと考えられるポイント―AIに関する国内・海外の動向について実地で伺った事項をベースに(仮題) 

 報告者 三部裕幸(弁護士)
報告3 利用場面での議論、法的責任、各分野での規制等(仮題)

 報告者 落合孝文(弁護士)
報告4 IEEEにおけるAIのEthically Aligned Design、標準化等に関する検討の動向と展望(仮題)

 報告者 江川尚志(NEC)
報告5 自動運転に関する経済法的留意点(仮題) 

 報告者 林秀弥(名古屋大学)

パネルディスカッション 「AIネットワーク化をめぐる法と政策の動向から得られる示唆」
モデレータ 福田雅樹(大阪大学)
パネリスト 林秀弥、三部裕幸、落合孝文、江川尚志
司会者 福田雅樹
概要: AIネットワーク化の進展をめぐる法と政策に関連する国内外における議論の動向に関する報告3件並びに自動運転に関する経済法的留意点についての報告1件の後、これらの報告から得られる示唆に関しパネルディスカッションにおいて討議する。
備考: 本会合は、AIネットワーク法・政策研究会及び情報通信経済法学研究会の合同研究会として共催する会合である。

 

2017年度 第1回AIネットワーク法・政策研究会

日 時 : 

 2017年11月18日(金)13:30〜14:45

場 所 : 

 早稲田大学 早稲田キャンパス 19号館 310教室

報告1 :

 AIネットワーク法・政策―序論的考察

報告者: 福田雅樹(大阪大学)

報告2: AIネットワーク化と競争

報告者: 林 秀弥(名古屋大学)

報告3: AIネットワーク化に関するシナリオ分析と原則・指針

報告者: 成原 慧(東京大学)

司 会: 福田雅樹(大阪大学)

概要: 本研究会は、AIがインターネット等に接続され他のAI、ロボット、IoTデバイス等と連携する「AIネットワーク化」の進展を見据え、AIネットワーク化に関する法的・政策的課題について、法学の見地を中心としつつ、学際的・領域横断的に議論することを目的として、設置されたものである。
第1回研究会にあたる今回は、報告者らが編者として執筆に参画した『AIがつなげる社会-AIネットワーク時代の法・政策』(弘文堂)の出版を記念して、秋期学会大会において研究会を行う。第1回研究会では、各報告者がAIネットワーク化をめぐる法・政策の課題を提示した上で、会場の参加者を交えAIネットワーク社会における法・政策の在り方について議論を行う。
最初に、福田報告「AIネットワーク法・政策―序論的考察」では、AIネットワーク化の意義について説明した上で、AIネットワーク化をめぐる法・政策の課題を概観する。続いて、林報告「AIネットワーク化と競争」では、AIネットワーク化をめぐる競争法・競争政策上の課題を論ずる。最後に、成原報告「AIネットワーク化に関するシナリオ分析と原則・指針」では、AIネットワーク化の影響及びリスクについてシナリオ分析を試みた上で、AIの研究開発に関する原則・指針の在り方について論ずる。