活動状況

第28回国際コミュニケーションフォーラム
「我が国の情報通信ビジネスの国際展開」

開催日 2011年11月18日(金)14:00〜17:15
会 場

東京国際フォーラムG602 会議室(ガラス棟)
(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)

テーマ

我が国の情報通信ビジネスの国際展開

特別講演

パク・キソン
(韓国放送通信電波振興院(KCA)放送通信コンテンツ振興本部コンテンツ振興部部長)

パネル・
ディスカッション

パネリスト: 

パク・キソン(韓国放送通信電波振興院(KCA)放送通信コンテンツ振興本部コンテンツ振興部部長)
谷脇 康彦(総務省大臣官房企画課長)
境 真良(経済産業省商務情報政策局国際戦略情報分析官(情報産業))
平田 正之(株式会社情報通信総合研究所 代表取締役社長)
武市 博明(一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会常務理事)

モデレータ: 

村上 輝康(株式会社野村総合研究所シニア・フェロー)
三友 仁志(早稲田大学国際学術院アジア太平洋研究科教授)

懇親会

17:30 ~ 19:30 レバンテ(東京国際フォーラム 地上広場 Aブロック 2F)

受 付

東京国際フォーラムG棟(ガラス棟)6階、602会議室前

参加費

無料

懇親会費

3000円

主催 公益財団法人情報通信学会
開催概要

本フォーラムは、我が国の情報通信産業の国際競争力を高めるためにはいかなる変革が必要かを、産官学それぞれの立場から提起し、グローバル市場において地 位を確立するための条件の整理と方向性を議論することを目的とします。我が国の情報通信は、固定、移動ともに世界最高水準にあり、高品質かつ多様なサービ スが提供されています。他方で、国外に対してビジネスが十分に展開されているとは言えず、国際競争力の形成を求める声が強まっています。我が国において提 供されている情報通信サービスや端末は、高機能・高品質であるものの、独自性が強く、また一般に高コストであるため、国外にビジネスを展開する際に多くの 困難をもたらしていると言われる現状をどのように打破すべきか、検討します。
また、国内における競争環境の整備が、国際競争力の強化という点においてどうあるべきかについても議論が必要です。競争の存在は、価格の低下、品質の向上 をもたらし、結果的に消費者の利便を向上させます。そのため、国内市場では、様々な形で競争を導入する政策がとられてきました。情報通信産業は本質的に独 占化・寡占化の傾向を持つので、国内市場だけでも十分な利潤を確保できれば、国際展開の必然性は低くなります。しかし、急速にグローバル化が進み、我が国 の情報通信市場は、グローバル化したネットワークを通じて提供されるさまざまなサービスの上に成り立っていることも忘れてはなりません。
アップルやグーグルに代表されるエコシステムによる市場支配力の形成、あるいは、韓国企業に代表される低コストをベースにした多品種大量生産による市場適 応型の戦略に対して、我が国情報通信産業が国際競争力を高め、これら世界市場を席巻する強豪と対峙するためにはどうしたらよいか、多面的に検討します。